2020年10月12日
2020年10月13日

事例紹介【リッチメッセージの活用編①】

事例紹介【リッチメッセージの活用編①】

リッチメッセージとは画像+URLのリンクで配信できる機能であり、ユーザーとやり取りをするトーク画面上(ファーストビュー)に表示されるメニューです。

トーク画面いっぱいの画像で配信ができるリッチメッセージは、インパクトも大きいものとなります。

 

また、テキストのみの配信と異なり、視覚的に情報を届けることが可能なため、高い反応を得ることが期待できる配信機能となります。

メッセージ配信後に「開封してクリックする」というように、僅か2ステップによりユーザーを案内したい内容へ誘導することができるという、とても便利な配信手段なのです。

 

ここでは、リッチメッセージの特性を利用した活用方法を具体的な事例を交えて説明します。

1.リッチメッセージの特性とメリット

リッチメッセージのメリットは以下の3つです。

  • ファーストビューで目を引きやすい
  • 簡潔にメッセージ内容の魅力を伝えることができる
  • 複数の導線作りが可能で誘導率も高まる

商品やサービスの魅力が視覚的に訴求できることが最大の特徴です。

画像や動画は目に留まりやすく、ユーザーに伝えたい様々な情報はテキストでは長文になってしまい情報の整理が困難ですが、画像や動画を使うことで少ない文字数で簡潔にメッセージの内容を伝えることが可能となります。

また、通常のメッセージ配信では、画像を添付して配信をしても単なる画像だけの視覚的メッセージとなりますが、リッチメッセージは画像にリンク設定が可能となるために、キャンペーンの告知ページや商品の詳細ページなどの「指定するページ」へ誘導するという導線を作ることが出来るという誘導率が高まることも期待できます。

 

リッチメッセージの特性とメリット 

 

2.リッチメッセージの活用方法

LINE公式アカウントは配信数によりプランや料金(月額料金)が異なります。

計画性もないままに思いつく度に配信をしていると、いつの間にか配信上限に達してしまいメッセージが送れなくなったり、従量課金という追加料金が発生して予算オーバーになってしまいます。

より効果的な配信とコスト削減のために、リッチメッセージを効率よく活用することが重要だといえます。

リッチメッセージ には9つのテンプレートが予め準備されています。形の異なるテンプレートを、届けたいメッセージの数に合わせて使い分けをすることがポイントとなります。

リッチメッセージ テンプレート 

活用手順1. 月単位で配信計画を立てる

配信数の上限を考えた上で、月間での配信内容とその数を整理して洗い出します。
また、同時に配信頻度も検討します

ユーザーに届けたい情報がたくさんあるからと、次々を頻繁に配信することはブロック率を高めることになります。
あくまでも情報を受け取るユーザーの立場で考えてその頻度も考えることが大切です。

さらに、無計画な配信はコスト高に繋がることも意識しておきましょう。

事例

月初めに「今月の〇〇〇」という月間情報を一回配信し、プラス週末ごとに配信する場合は、配信頻度は月初の1回と週末に1回の月間5回配信となります。

その5回の配信で届けたい情報を整理していくと、計画的な配信スケジュールが出来上がります。

活用手順2. 配信内容の分類わけをする

届けたい情報を内容ごとにカテゴリー分類をします。
分類をすることでリッチメッセージのどのテンプレートを使用するかが選択しやすくなります。

イベント系、セール系、最新情報系、商品情報系など記事内容での分類や、性別やエリア別、年齢別などターゲットでの分類。また、商品内容毎の分類も考えてみても良いでしょう。

ユーザーを適切なページに誘導することはブロックを防ぐことにも繋がります。

活用手順3. 情報量によりテンプレートを選択する

一度の配信に一つの画像(情報)で配信することは勿論のこと、同じカテゴリーの複数情報を一つの画像内に分割して各リンクを設置した上で配信することも可能です。

事例:

今月の目玉情報と週末のお得な情報というセール的な二つの情報を、二分割のテンプレートを用いて一つの画像として配信するという、一つの共通するカテゴリーの情報をまとめることも有効的な手段となります。

情報量によりテンプレートを選択する

3.ユーザーが興味をひくメッセージとなるように

リッチメッセージは、文字情報や絵文字での通常のメッセージに比べて、大きな吹き出しで多くの情報を簡潔かつ視覚的に訴えることができるため、機能の特性をしっかりと把握して積極的に活用すべき機能といえます。

ユーザーとの距離が最も近いトーク画面という場所で効果的にアピールできることから、戦略的に上手く活用することによりブロック防止にも大きく貢献してくれます。

 

また、画像や動画を送れるために、ユーザーにとっては非常に面白いコンテンツと認識されて、多くの顧客をファン化することに最大の力を発揮します。

そのためには企業側の一方的な情報発信にならないよう、ユーザー目線で考えて、しっかりと興味をひく内容を配信することが大切なのです。