2020年08月05日

【LINE運用ノウハウ④】最新版!LINE広告の活用方法をご紹介!

【LINE運用ノウハウ④】最新版!LINE広告の活用方法をご紹介!

こんにちは、adtecです。

LINEとして配信できる広告があります。
1クリック当たり20円台のものからCPM(1,000回表示当たりコスト)400円のものまで、多くの種類があります。

WEB広告に慣れていない人にもわかりやすく説明していきますね。

1.LINE広告とは

その名の通りLINEユーザーに向けて広告を配信できるサービスをLINE広告と呼びます。

今までLINE広告が一般的に普及しなかった理由は「代理店を介さないと広告出向できない」「月額費用三桁スタートと高すぎる」といった事で大手のみしか活用できていませんでした。

しかし2019年11月18日より中小企業や店舗でも使えるような仕組みになり、各々がWEBの管理画面で設定できるようになっています。

 

さらに興味深い調査内容として、2019年7月にマクロミル社が行った調査では、SNSと呼ばれるTwitter・Facebook、そしてLINEと複数のサービスを利用する中で、LINEのみ使用するユーザーが約40%に達しているそうです。

つまり、Twitter・Facebookで攻め切れていない新規顧客が存在します。パイの奪い合いになっているWEB業界で、このニュースは衝撃的でした。

その理由の1つとして、LINE広告が高額で攻める人が少なかった点があります。

LINE広告とは

2.広告一覧と運用事例

LINE広告は自分の管理画面を設定できる「運用型広告」なので、広告の表示有無や配信ターゲット、その効果等を細かく確認・検証しながら運用することが自身でできます。

予算が限られている場合の設定や、売上予測・目標達成度等に合わせた配信も可能になります。

広告表示場所は大きく8ヵ所あります。

SmartChannel

LINEアプリの中で最もユーザーが使用している画面がトークリストです。
その最上部の枠にトークリストと同じ形式で広告が表示されるため、大きなPRを行いたい企画に活用できます。

広告をクリックすると商品やサービスの購入ページに遷移します。

NEWS

LINE NEWSは、アプリ内の「ニュース※」ページにて、トップや記事一覧ページなど、306媒体(2019年8月時点)におよぶメディアの記事ページに広告配信できます。

利用者数6,800万人(2019年7月時点)と高いため、新製品の発売情報や即時性のあるコンテンツとの相性が良い掲載面になります。

タイムライン

タイムラインの驚くべき数字は、利用者数は6,800万人(2019年8 月時点)以上に対して、4,900万人(2019年8月時点)が月に1回以上広告を見ていることです。

この広告の良い所はアカウントのブロック状況を問わず、全ユーザーに広告を表示させることです。
ユーザーは男性よりも女性の方が多く、10~60代まで幅広い層に利用されています。

LINEマンガ

LINEマンガは、その名の通りスマートフォン向け電子コミックサービスです。
掲載面がマンガ調であるため、掲載面を意識した広告クリエイティブが望ましくなります。

アプリのダウンロード数は2,300万件(2019年4月時点)を突破、ユーザーの属性に男女比率の差はなく、15~19歳の利用が27%、20~30代の利用が60%と、比較的若い層に見られています。

LINE BLOG

LINE BLOGはアーティストやタレントなどの著名人をはじめ、2,500組(2019年8月時点)以上の公式ブロガーが情報発信を行っています。

ユーザー属性は男女比率3:7で女性の方が多い傾向にあり、20~40代を中心とした年齢層に利用されています。

LINEポイント

指定条件をクリアするとポイントがもらえる企画です(「友だち追加」「動画視聴」「ミッション」などの条件を設定します)。

LINEポイントのサービスページのPV数は月3.2憶(2019年5月~2019年10月平均値)に上り国内でも有数のポイントページになります。

40~50代と年齢層が高めのユーザーに多く利用されています。

LINE ショッピング

LINEアプリ上から検索・比較・購入できる「LINEショッピング」は、2019年7月時点で約2,800万人の登録会員がいます。

ファッションや雑貨、スポーツ、インテリア、家電、コスメなど約250社、1億点を超え、商品をユーザー数の約7割が女性で、主に20~30代の女性にリーチが可能なサービスです。

LINE ショッピング

配信機能紹介

オーディエンス配信

自社データを利用して対象ユーザーに広告を配信することができる機能です。
商品やサービスを初回購入したユーザーの端末識別IDなどあれば、そのデータを使って再購入を促すといった方法もできます。

LINEデモグラフィーデータ

対象となるユーザーの属性や興味を推測し、それに合ったセグメントを設定して広告を配信することで、広告効果のアップが期待できます。

類似配信

特定のユーザー情報に類似したユーザーをLINE内で新たに探し出し、対象者を広げて広告を配信する機能です。
類似度は1~15%まで選択可能です。

Cost Per Friends(CPF)※友だち追加広告

LINE広告を通じてLINE公式アカウントの友だちを獲得する広告です。
友だちが追加される毎に課金されるシステムのため少額からのスタートも可能で、自然な流入により関心度の高い友だち獲得が期待できます。

LINE公式アカウントの友だちオーディエンス配信

LINE公式アカウントの友だちを元にオーディエンス(配信するターゲット)を作成し、そのオーディエンスへの配信が可能です。
オーディエンスは「ターゲットリーチ(ブロックされていない友だち)」「ブロック中の友だち」の2つが作成できます。

また、このオーディエンスを基に類似オーディエンスも作成できるので、未接触ユーザーへの広告配信も可能です。

3.サービスを把握し適切なカードを切る運用を!

広告は多種多様にありますので、業態や求めるものによって選択する広告が変わります。
下記例を参考に、まずはやりたいことを洗い出しましょう。

(例1)来月からお得な料金でレンタカーを利用できるキャンペーン

求めるもの
  • 近隣エリアに住む人にキャンペーン情報を届けたい
  • サイトの告知情報を見てもらいたい

→LINEデモグラフィックデータを配信しよう!

なぜならばデモグラフィックデータを使うと、ユーザーの登録データを基盤にセグメントした広告を配信できます。市町村まで対応が可能です。

(例2)セールイベントの集客キャンペーン

求めるもの
  • ショッピングモールで行うイベントに集客したい
  • これを機にLINE公式アカウントを活用していきたい

→Cost Per Friends(CPF)を活用しよう!

なぜならばCost Per Friends(CPF)を使うとLINE NEWSやタイムラインといった不特定多数が閲覧するページに広告を掲載することができ、広く認知や集客を行うことが出来ます。
同時に友だちを増やす施策にもなります。

サービスを把握し適切なカードを切る運用を!

いかがだったでしょうか?
今回はLINE広告について解説していきました。

LINEの月間使用人数は8,400万人!日本のほとんどの方に見ている媒体です。
積極的に広告を露出して、自分のアカウントをアピールしましょう!!

それではまた!